【コラム】「いいこと探しモード」に入る
2018.09.03
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■この投稿を5秒で理解
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✥おみくじで大吉が出たら,「いいこと探し」モードに入ることができる。だから,結果的に「いいこと」が見つかり易くなる。
✥そのモードとは,「これからきっといいことが起きるのではないか?」と探し始める意識のこと。
✥「レクサスが欲しい」と思ったら街行く車の中でそれだけが意識されるのと同じように,人は意識したものが増えていく。
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「根拠のない思い込みが現実を作っている」ということについては,以前もお伝えしたことがあります。
これについて,また別の角度から今回は書いてみます。
神社のおみくじの効果
多くの人が,過去に神社でおみくじを引いた経験があるのではないでしょうか。
例えば,神社でおみくじをして,大吉が出たとします。
そして,そこに「今後,いいことがある」と書かれていたとします。
すると,きっと多くの人はその後,
「自分の中でいいことが起きていないかなぁ?」
「これからきっといいことが起きるんじゃないかなぁ?」と
探し始めるのではないでしょうか。
こんな風に探し始めること,それが「いいこと探し」モードです。
「いいこと探し」モード = 「意識したものが増える」
人は,意識したものが増えていきます。
たとえば,「将来車を買うとしたら,レクサスが欲しいなぁ」と思って,
それを意識し始めたら,
街を走る車のなかで,レクサスの発見率が高まります。
レクサス以外の車も走っていますが,
他の車は印象に残りませんが,
レクサスが来た時は
「あっ,レクサスだ!」
と見つけて,印象に残っていきます。
おみくじの効果は,実は,このように
いいことがあると意識させることで,
「いいこと探し」モードに入るということです。
「いいこと探し」モードは,目的論に近い
そして,この「いいこと探し」モードは,
目的論(「どうありたいか?」をイメージする)に近い考え方です。
生徒さんたちの行動の中に,
「この行動は増えてほしい」というものを教えたりコーチングしたりする私たちが意識をすると,
まるで先ほどのレクサスの話のように,
相手の中に「増えてほしい行動」が見つけ出されていきます。
こんな風に目的論的に関わっていくことで,
生徒さんたちの行動が変わったり
やる気が上がることにつながったりすること,
その結果,生徒さんが喜ぶことが私たちの願いです。
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最後までお読みいただきありがとうございました。
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