【コラム】周りの人たちが喜ぶ言葉を使う~言霊の力~
2018.03.26
この投稿を5秒で理解
・言葉にしたことは現実になる。
・この塾に関わってくれた方たちには良いことが起きてほしいと願っている。
・だから、自分が関わる人たち(生徒さん・保護者の方・講師など)には相手が喜ぶような言葉を使っていこう。
以前、「言葉にしたことは現実になる」ということを書きました。
それからしばらく経ち、「やはりそうなっているなぁ」と感じます。
「言葉にしたことが現実になる」のはなぜ?
この理由は、人が物事を認識するときの仕組みに関係します。
結論から言うと、人が世の中の出来事を思い込みを持って見ているからです。
例えば、「iPhoneが欲しい」と思ったとします。
すると、急に周りの人や友達がどんなスマホを使っているのかが気になり始めます。
そして、「あっ、あの人はiPhone使ってるんだ!」とか
道ですれ違った人やスーパーなどでふと見た人が使っているスマホがiPhoneだとしたら、
「あっ、この人もiPhoneなんだ!」
と思います。そして、
「やっぱり、iPhone使っている人って多いなぁ。だから、自分もiPhoneが欲しいなぁ」
というふうに思うようになります。
これが、人は思い込みを持って世の中の出来事を見ているという仕組みです。
このことを比喩で「人は色眼鏡をかけて世の中を見ている」とも表現します。
ピグマリオン効果
教育に関わる人だったら知っているはずのことがあります。
それがピグマリオン効果です。
とても簡単に言えば、
「相手は自分が見なしたようになる」ということです。
私自身も、過去にある先生から見なされた通りの人・性格・行動になったということがあります。
だから、やっぱり私も「どんなふうに生徒さんを見るか?」に気を付けようと思います。
「目の前の人は自分の人生の主人公として今日も塾に来ている」
「この人はきっとわかったりできるようになったりして、自信を持てるようになる」
そんなふうにまずは私が信じることからだと思っています。
言霊の力
そして、冒頭でも書いたように、言霊の力があります。言ったことは現実になります。
だから、
「これから自分が話す言葉,生徒さんに関わる時には,相手を勇気づける,励ます,元気が出る,笑顔になれるものだけにしよう」
と決めました。
時にはそんな言葉だけでは済まないときがあるかもしれません。
でも,それは「将来、卒業する時にその人が笑顔になれるために必要だと判断した時だけにしよう」と思います。
言ったことは実現する。
この塾に関わってくれる方々に、少しでも良いことが起きますようにと祈って言葉に気を付けながら今後も活動しようと思います。
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