【コラム】成功の秘訣〜成功する理由を持つ〜
2018.02.15
【要点】
・「成功する方法を知っている人が成功するのではなく、成功する理由を持っている人が成功する。」
・これは, 「勉強する方法を知っている人が勉強するのではなく,勉強する理由を持っている人が勉強する。」とも言い換えられるはず。
・「方法」よりも「理由」を見つけることがまず先。
「成功する方法を知っている人が成功するのではなく、成功する理由を持っている人が成功する。」
昨日の投稿で書いたこの言葉ですが,
これは「成功」を「勉強」に置き換えても良いように思います。
「勉強する方法を知っている人が勉強するのではなく,勉強する理由を持っている人が勉強する。」
当然のことですが,勉強をしない人よりもする人の方が成績は上がります。
勉強する理由を持っていない場合とは?
これを読んでいるみなさんには勉強をする理由を持っているでしょうか?
それとも持っていないでしょうか?
もし持っていないとしたら,
それは
「常識で考えたらしないといけないよなぁ」とか
「家の人から怒られるからなぁ」といった
押し付けられた形で勉強をしているかもしれません。私も過去にそういう時がありました。
勉強する理由がなくても成績は上がる
そのときに何が起きたか?
真面目だったり誰かに叱られるからといった状態で勉強をしたとしても,成績は上がります。
私は,日頃からコツコツ勉強することが嫌でした。
そして親から叱られるのも嫌でした。
そのため、一夜漬けで勉強をすることがありました。
そして少しは成績が良くなるということがありました。
でも,テストが終わると再び勉強への意欲は失われました。
しかし,このように押し付けの状態だとその勉強するという行動は長くは続きません。
本人の心の中では、
「この努力もあと○日だから,辛くても頑張ろう」とか
「受験が終わるまであと○ヶ月。それまでは頑張ろう」といった声が,
途中で苦しいと思った時には聞こえてくるはずです。
つまり,期間を限定することで,自分に無理をさせるという方法で自分を成長させることは可能です。
この方法を,私自身も採用して勉強や仕事をしてきたことがあります。
そして,その時に学んだことが今でも自分に残っておりそれは自分の財産だと思ってもいます。
だから、このことを否定するつもりはありません。
しかし,
「勉強する理由があった方が,もっと長期的に行動を継続できるのでそちらの選択肢もおすすめです」
というのが私が今回お伝えしたいことです。
勉強する理由を持っているとどうなるのか?
長期的に勉強するという行動を継続しやすいのは、
「なんのために勉強するのか?」(旅行で言えば勉強する「理由」)や
についての自分なりの答えを持っている時です。
そして,私が,塾に来てくれた生徒さんたちにしたいことは,そういった自分なりの答えを見つけてもらうことです。
さらに
「自分はダメだ」と思っていたのが「自分はできる」と自信を持ったり,
「勉強は嫌い」と思っていたのが「わかってきたら勉強は楽しい」と思ってもらえたりして,
その人がそれまでよりも楽しく,幸せを感じられる時間を増やすことです。
「短期間での深刻で重苦しい努力」と「長期的な楽しくて真剣な努力」
この二つの努力の仕方,私はこれまで前者の方が多い人生でした。
その癖が残っていて,自分に厳しく追い詰める時もあります。
ですが、今ではどちらかというと後者に近い状態で仕事に取り組めています。
どちらの経験もあり,それぞれが私にとっての財産になっていますので,これを読まれている方にはどちらも経験されるのがよいのではないかと思います。
ただ,前者の努力を経験したあとで「もう勉強なんて嫌い」と思ってその後ずっと勉強から遠ざかる人生になると,それはちょっと損かもしれないと思います。
勉強という努力には,深刻で重苦しいものだけではなくて,楽しくて真剣なものもあるということを知っておいてもらえればと思います。
私がこの塾を続けて成し遂げたいことは,この塾に来てくれた生徒さんたちが自信を持ったり勉強が楽しくなってきたりすることでそれまで以上に楽しく幸せな時間を過ごせるようにすることです。
この塾に関わってくれる方に少しでも多くの良いこと,幸せが起きますようにと祈りながら,またこれからも自分の仕事に取り組んでいきたいと思います。
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