【今日の伊藤塾】”what”や”how”よりもまず先に”why”を決める
2017.11.10
「なんだか今日は勉強のやる気が出ないなぁ」という時がみなさんにはないでしょうか?
体が疲れていたり体調が悪かったりといった身体的な状態やテストの結果が悪かったり授業中に解けない問題があったりといった身体の外の結果によって,上のような気持ちになることがあります。
やる気がある時はいいです。問題になるのはやる気がなくなった時です。上のような時にはどうするか?
1つは体を動かしてみることです(過去の記事はこちら)。
他には,普段の言葉遣いを前向きにすることです。これには自分の「わかる・できる」ことに注目するという意識も必要です。これまで自分が勉強して頑張ってきてわかるようになったことやできるようになったことを思い出して,それを言葉にして言ってみます。1つめの体を動かすことに比べて,その場ですぐに効果が出ないかもしれないですが,継続して行うことで効果が出てきます。
そのような取り組みは塾でも行なっています。1日の振り返りシートを書く時にいつもその日の授業で「わかる・できる」ようになったことに注目します。そして,それを通じて,信念(思い込み)を書き換えています(過去の記事はこちら)。
しかし,受験生だとこのような「やる気が出ないなぁ」という気持ちになること自体がほとんどないかもしれません。それは,「決断」ができているからだと思います。逆に言えば,やる気が出ないというのは決断ができていないからかもしれません。
決断ができている人(=自分は勉強をすると決めた人)にとっては,「今日はやる気がない」という気持ちになることはほとんどありません。外部の結果で悪い結果が出たとしても,それによって気持ちが揺らぐことはありません。揺らいだとしても,捉え方を変えて(過去の記事はこちら),前向きに取り組めるはずです。
””what”や”how”よりもwhy”の方が大切です(過去の記事はこちら)。
「出来ると決断しなさい。 方法などは後から見つければいいのだ。」(エイブラハム・リンカーン)