【今日の伊藤塾】「今日できたこと」に着目
2017.08.29
毎回の授業後に生徒さんたちにしてもらいたいのは,「今日授業を受けて,わかったこと・できたことは何だろう?」を自分に問いかけてみることです。伊藤塾では,授業が終わった時に必ずその日の授業の振り返りをしています。「じゃあ宿題はこれね。それじゃあまた今度!」という風に伝達事項を伝えて終わるということはありません。
その振り返りの中で必ずする質問が,上に書いた質問です。その意図は,毎回の成果に着目してもらうことです。なぜそうするか?
毎回の授業の中で「あっ,これができるようになった」「おっ,今日はそれもできるようになった」というように少しずつわかることやできることが増えていきます。それを2週間後や1ヶ月後などのある時に振り返ってみると,「こんなにできるようになったかぁ」と達成感を味わえたり自分への自信につながっていきます。さらに,そのことがまた勉強を続けようというやる気をさらに高めたり継続させたりしてくれます。
何かの大きな目標に向かって進んでいる中でも,その大目標が達成できたかどうかにだけを気にするのではなく,日々の成果(小目標)に着目して「昨日よりも今日の方が前進している」という実感をもつことがやる気の継続になります。
生徒さんのやる気をより高める工夫をさらに今後も研究していきます。